苦悩

あたしにも夜が来るんだうれしくて叫ぶ港の袋小路で

 

マルグリット・デュラス読みおり眠る昼 はすっぱな女と思われている

 

自我を奪われても燃える命とは知らねど掴むあなたの首を

 

やさしくてひどくて夏で神妙な白さをしてた百日紅だった

 

第三世界って遠い言葉ね アイスコーヒーにこおりはとけて